*** エピローグ ***
*** エピローグ ***
「直って良かったな〜〜〜」
再び空へ飛び立った宙船。
倉庫街での修理アイテム探しは思った以上に大変でしたが、なんとかみんなの協力もあり、必要なものを集めて修理することができました。
ほっとしてぺたりと座り込むカイトを見て、くすぴーはカイトによじ登ると、小さい手で頭を優しくぽんぽんと撫でるような仕草をしました。労っているようです。
「ありがと、くすぴー」
「ぴ!」
元気にお返事をしたくすぴーは誇らしげ。
最初の頃は、ソラとカイトにとって、「ぴ」しか言わず不思議なよくわからない存在のくすぴーでしたが、一緒に旅をする中で、なんとなく伝えたいことがわかるようになり、一緒にがんばる「仲間」となっていました。
小さな体にできることは限られるけれど、やっぱり不思議な行動もあるけれど、いつも一生懸命ソラとカイトに向き合うくすぴー。
なんとなく顔を見合わせたソラとカイトは、にっこり笑ってくすぴーの頭を撫でました。
「これからもよろしくな、くすぴー」
「ぴ!」
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